「ミアシャイマー」の思想・ネオリアリズムの国際政治学(YouTube)のブログ

リアリスト学派の国際政治学による日本の外交・国防、国際情勢の分析

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陰謀論

ユダヤ陰謀論(国際金融資本陰謀論)の矛盾③(現実の国際社会では通用しない、その勧善懲悪観は幼稚園児と同じ。ネトウヨとユダヤ陰謀論者は同じ穴の狢)

BS-TBSより引用 ユダヤ陰謀論者に限らず、中国に対して攻撃的な言動をしている人たちにも、共通する点であるが、この人たちは、世界を善と悪の二元論で見るという勧善懲悪観を持っている。 前者の人たちにとって、ユダヤ系資本家は世界各国やその国の人々を…

ユダヤ陰謀論(国際金融資本陰謀論)の矛盾②(世界を支配する存在とされているのに、学術的に研究されない)

ユダヤ陰謀論は、「何が国際社会を動かしているのか」を理解するための理論(=考え方の枠組み)であるが、それと同様に国際社会の動きのメカニズムを理解するための理論であるリアリスト学派の国際政治学とを比較してみたい。対照的なこの2つを比較することで…

ユダヤ陰謀論(国際金融資本陰謀論)の矛盾①(※①の補足)(ディープステートの定義)

昨日(1月22日)、チャンネル桜に出演した伊藤貫氏が「ディープステート」という言葉を使用していたが、人によって、この言葉の意味(定義)が異なるので、伊藤氏(やトランプ)が言うディープステートと、馬渕睦夫氏や林千勝氏が言うディープステートとの違いを明…

ユダヤ陰謀論(国際金融資本陰謀論)の矛盾①(証拠がない方の説を不自然に採用しているところ)

ユダヤ陰謀論(国際金融資本陰謀論)とは、簡単に言えば、ユダヤ系の資本家グループ(ロスチャイルドなど)が世界を支配しているというものであるが、この陰謀論を信じてしまう人たちは、「世界の覇権を握るという国家戦略」を米国政府が持っていることを知らな…

トランプが暗殺される可能性を考察する(トランプの正体)

トランプが暗殺されるとすれば、既得権益側による暗殺だろうと考える人が多いかもしれない。しかし、その可能性はない。なぜなら、トランプは既得権益層の利益となる金融規制(ボルカールール)の緩和を行ったり、その既得権益の中心にいる米金融資本家からも…

米民主党悪玉論の矛盾(米国の左右対立と人種構成比)

アメリカの現在の人種構成は非白人が40%、白人が60%という比率になっている。(2024年に20歳以下で、2040年代には全人口で白人はマイノリティーになる) BBC NEWSより引用 www.bbc.com 既得権者は白人であるが、人口比で過半数にまで近づいた非白人はその数の…